ヘヤーグロン

有効成分（本品1グラム中）
（局外規）テストステロン・・・・10mg
添加物として、白色ワセリン、サラシミツロウ、ステアリルアルコール、セタノール、コレステロールを含有する。

適量（チューブ先端より5mm程度）を1日2回局所に塗布する。
本品は医薬品です。以下の諸事情にご注意下さい。
禁止：小児、皮膚敏感症の人、前立腺肥大症により排尿困難な人、使用箇所に外傷、創傷、炎症、化膿等のある人は使用しないで下さい。
目に塗ったり、内服しないで下さい。
注意：現在医師の治療をうけている人、今までに薬や化粧品でアレルギー症状を起こしたことのある人、本人又は家族がアレルギー体質の人は、ご使用前に医師、薬剤師にご相談下さい。
使用期限を守り、ご使用に際しましては添付文書をよくお読み下さい。
直射日光を避け、小児の届かない場所に保管してください。

○「いつまでも男らしく」！
先日、製造元の大東製薬の当店担当が来店した際に、ヘヤーグロンについて色々と聞いてみました。

店長：まず、「ヘヤーグロン」とはどういう意味で、何のために使う薬ですか？

大東製薬工業株式会社当店担当（以下担当）
担当：はい、ヘヤーグロンには「癒し、発展する」という意味を込めました。男性ホルモン（テストステロン）の分泌の不足を補うための医薬品です。

店長：男性ホルモンが不足するのは、なぜ？どうなるのですか？
担当：男性ホルモンの分泌は、加齢により健康な男性でも20才頃をピークに徐々に減少し、５０才前後になると顕著に減少します。また精神的なストレスや挫折感を味わった時に、男性ホルモンのレベルが低下するという報告もあります。その結果、男性ホルモンの分泌不足が一因となり、性欲や勃起力が衰えたり、以前ほどの勃起力の維持ができない、勃起力が不十分なのに射精してしまう・・・といった性機能の低下が現れるのです。そして、それがきっかけで、気持ちに不安が生じたり自信を失うことで、ますます機能が低下する、といった悪循環へつながることも考えられています。なお、男性ホルモンを作っている睾丸の発育が不十分であった場合も、おのずと不足することが考えられます。

店長：そうすると「ヘヤーグロン」の効果はどうなるのでしょうか？
担当：男性ホルモンの分泌不足に伴う、性欲欠乏、勃起力減退、陰茎（加齢に伴う勃起機能の衰え）、遺精（勃起不足での射精）、早漏、先天性睾丸発育不全といった、性機能の回復が期待できます。

店長：「ヘヤーグロン」はすぐ効くのでしょうか？
担当：男性ホルモンは、皮膚から血中に吸収されて性機能に関わる器官へ働きかけた後、徐々に効果が現れます。ですから、塗ってすぐには効きません。10日から2週間程度を目安とお考え下さい。

店長：「ヘヤーグロン」の副作用や使用前の注意事項は？
担当：皮膚が過敏の人の場合、まれに塗ったところが赤くなったり、かゆくなることや、湿疹になることが考えられます。その為、ご使用前に内股へ塗っていただき、1日様子を見てからお使い下さい。また心臓病や腎臓病の人は、症状を進める恐れがありますので、ご使用前にかかりつけの医師へご相談下さい。さらに、前立腺肥大で排尿が難しい人や前立腺腫瘍の人は、症状を進める恐れがありますので、ご使用にならないでください。

店長：「ヘヤーグロン」の塗り方は？
担当：1回に塗る量は、チューブの先から5〜7mm程度（約0.15〜0.2g）を推奨しております。朝夕（起床時と入浴後など）の1日2回、陰嚢（いんのう）部に2週間ほど塗り続けてください。朝立ちの様子をはじめ症状の改善を認めた後は、1日1回入浴後に塗るようにしてください。